田中樹くんを11年間応援して思うこと

2年ぶりにこのシリーズ!と言っても10/31にあげたばっかりだし正直ネタ切れ、、、(2年ぶりなのに?)

 

タイトル変えようかと思ったんだけど、空白の2年間で応援してなかったかと言われたらそうではないので、そのままでいこうかな〜と!

 

去年10周年だったのにあげなかったの後悔してる、、、短くても何か書けばよかったな、、、

 

毎年じゅりくん個人についての話や思い出を書いてきたんだけど、最初に書いた通り少しネタ切れなのと来年の4月にちゃんとあげたいなと思ってるいるところです。

 

そこで今年は「SixTONESの好きな曲」をテーマに11年目、そして空白の2年間への思いを記録します。

 

 

まず!今日(2022年11月11日)までに発表されているSixTONESの曲の中で、私が一番好きな曲(お気に入りの曲)を発表しま〜す!!!

 

 

じゃーじゃん!

 

 

ばん!

 

 

 

 

 

『フィギュア』

 

 

 

5thシングル『マスカラ』に収録されているこの曲!シングルを買うことを2枚目から放棄していたので、この曲を知ったのはCDが出てからかなりあとだったはず、、、もしかしたら初めてちゃんと聴いたの今年のライブだったのかな〜YouTubeでMVを見たときに初めてしっかりと"曲"を意識して見ました。最新の曲じゃなくて今更なんでこの曲?って思うけど、今だからこそこの曲!だと思ってます。

 

SixTONES – フィギュア [PLAYLIST - SixTONES YouTube Limited Performance - Day.2] - YouTube

↑これをみた

 

まず最初に聴いた時の印象は、ポップな色味の映像と明るい曲調がド直球で私の好みだったということ。

 

ピンクやイエロー、グリーンのカラフルな照明、白を基調にボーダーがアクセントになっている衣装、ネオンに縁取られた文字で示される歌詞、まさに"フィギュア"かのように動く振り付け、そしてひとり16ビートを刻む田中樹さん…………視覚的に「カワイイ」の要素がふんだんに詰め込まれ、薄ら"ジャパニーズカルチャー"を感じるMV。

 

そして映像とマッチした明るい曲調。アップテンポで音の多い軽やかで爽やかなメロディー♭4つのAs dur(変イ長調/A♭ major)ボカロ調の曲好きなんだよね〜、、、(『うやむや』とかもかなりすき)

 

すご〜〜〜〜〜く良い。SixTONESらしさについて言われたらそれは評価が難しいところではあると思うけど、SixTONESが歌っている姿を見て違和感や抵抗感はゼロ。

 

正直ね、例えばこの曲を「Snow Manが歌ってます!」とか「なにわ男子の曲です!」って言われても馴染むと思うんだよね。それはそれで各々グループの良さが出ると思うし見てみたさもあるんだけど、逆に言うとこの曲を"SixTONESに提供しよう"と思ったの強くない?

ある程度音楽の方向性、ライブの方向性もわかりやすいグループで、どちらかというとアイドル感強い曲よりゴリゴリの音楽勝負な人たちに、この夢想的で空想的、ファンタジーを感じる音楽をトライさせた人!天才すぎる、、、そしてこれをしっかり自分たちのものにしたSixTONESさん流石!プロです。

 

何故SixTONESがこの曲を自分たちのものにできたのか私なりに要因を考えると、やっぱり樹くんのラップがかなり強いと思うんだよね。安定の自担贔屓ですかと言われたらそうかもしれないけど、、、

この間SixTONESANNでも話していたけど「俺がSixTONESということの根っこを抑えてる」は、本当にその通りなんだよね〜〜放っておくとスノとかキンプリに憧れちゃうとかは置いておいて、本当に樹くんのラップがあるからこそSixTONESの音楽になるって感じる。ラップの詳しい知識はないから語るのも難しいけど、樹くんのラップのクオリティってジャニーズの中で考えてもトップだと思うし、どの曲調に対してもSixTONESの毛色に調和し馴染ませる。樹くん自身の繊細さの現れな気もする。器用で空気を掴むのが上手い、音楽にもそれが現れてるんだろうな〜才能だ。

 

樹くんのラップがグループを支えているという面で言えば、該当するような曲は山ほどあるというかほぼ全部だと思うんだけど、その中で何故『フィギュア』に特別魅力を感じるのか!

 

圧倒的に歌詞の深さ。ここまで散々「明るい」「ポップ」「軽やか」「爽やか」「夢想的」「ファンタジー」「カワイイ」とポジティブな印象を並べておいて、いざ歌詞を読み込んでみたらめちゃくちゃ切ないところがこの曲最大の魅力だと思う。

 

まずSixTONESって他のジャニーズのグループと比べると英語詞の楽曲が多いよね。ジェシーが流暢に英語を話せる点や樹くんのラップを活かせる点として英語詞の音楽はSixTONESにとって強みだと思う。その中で『フィギュア』はラップを除いてすべて日本語詞。

 

SixTONESの他の曲でももちろん日本語が主の楽曲って何曲もあってどれも良い曲ばかり。日本語の歌詞が相手の心に響くときってラブソングか応援ソングが多いと思うんだよね。"共感"することで身近に感じるから。そして日本人の私たちにとって日本のアイドルをみて"共感"するには日本語の歌詞が一番伝わるから。

 

その点、この『フィギュア』なんとラブソングでもなければ応援ソングとも言い難い、、、特殊な位置にいるのです。わたし出会ったことなかった、文章自体は理解できるのに、その文章に対しての感情が想像しかできないこと。そしてその想像の正解がわからないこと。ちょっと寂しい。

 

頭から歌詞をざっと追います。全部は追いません。

 

裏切らないものを僕らずっと探して生きている

だらしない自分に終点を見ている

 

そんなうまくいくもんじゃない
でも人生ゲームやめれない
手のひら返し なんていらないし
今更どの面下げて歩いてんの
呑気にお気楽 お気の毒様

 

シーサイド だらだら走ってる

生まれ変わりを未だ信じてる
催眠術
花占いみたいに一枚一枚散る夢の色
無理にでも塗って息を切らしている

 

最初からこれよ、、、演出だけ見たらあんなにメルヘンで空想的な雰囲気なのに現実味がすごい。しかも現実の中でもどちらかというとネガティブ。現状に満足していない、モヤモヤっとした中でもがくような表現。

樹くんに「呑気にお気楽 お気の毒様」って言われるとめちゃくちゃ恥ずかしくなる、そうだよな〜私の人生、樹くんの頑張りと比べたら呑気なもんだよなって。な〜んにもわからずお気楽におたくして、かっこいいかわいいだいすきって騒いでブログ書いちゃったりして?鳥肌立つよね、、、かと思えば「シーサイド〜」はすごく白昼夢ってかんじ。ふわふわしてる。お察しの通り私自身がどちらかというと空想的で夢見がちな人間なので、現実みるのがなかなか下手くそなんだよね。いつまでも理想をみて頭の中の世界で生きてる自分を見せられてるような気持ち。

 

1人、無音の部屋でゆらぐ夜
エンドロールが流れる
あなたまだ十分こどもでいいんだよ
簡単だったはずのドラマ
毎回ハズレ、ガラス越しに取り替えられる

 

そしてここ。私が最初に聴いたのがYouTubeの方だったからこのフレーズ歌ってなくて、音源を聴いたときにゾワっとした、、、「1人、無音の部屋でゆらぐ夜」をしんじゅりに「簡単だったはずのドラマ」をゆごほくに振り分けるという狡猾さ、いやらしさのない狡猾さ。これは今の結果、今の姿が堂々としているからできることだと思うな〜〜6人それぞれがたくさん乗り越えてきたからこその強さを感じるね。

SixTONESって不安な顔や言葉をふいに見せることってないじゃないですか。インタビューとかドキュメンタリーでは触れることはあっても私たちファンの前でこっちが心配になるような顔見せないんだよね。いつも強気でいつもかっこいい。俺たちについてくれば間違いないよって全員が態度で示してくれる。そんな6人でも私たちの見えないところでは不安や心配もきっと抱えているはずで、この歌詞を歌わせることによって点と点が結ばれるじゃないけど、あー私たちに見せないだけでこれもあれもそれも乗り越えてきたんだと想像させる。良い意味でもなければ悪い意味でもなく想像させる。

 

たおやかに番を待つ僕らずっとこらえて生きている
隠してた心はもう見つからないな

このあと転調。イ長調(A dur/A major)ここの転調がめちゃくちゃ良いんだよ〜ほんとにここからが本番ってくらい。(どうでもいいけど、耳で聴いてたとき何故かずっとイ長調の方で取ってたから、鍵盤で練習したとき後半の方がすぐ弾けるようになった)

 

裏切らないものを僕らずっと探して生きている

正しくあればいい、後悔のない生き方で進もう

いつも振り返る度うなだれる
その足跡を消す度
どこかへ行こう、そのための花束を
ショーウィンドウに並ぶ僕ら
代替不可であれよフィギュア
あるがままで

 

真っ当に生きてる人が報われてほしいよね。世の中が目まぐるしく回る中で、何が正解で何が間違いで、何処が自分の目指すところなのか何のために生きているのか。なかなか評価されなくて落ち込んだり、情報や感情に流されて目的や目標を見失っちゃうこともあるけど、自分に正直に生きていきたいね。樹くんが「いつも振り返る度うなだれる その足跡を消す度」って歌うのほんとにしんどくて酷〜って思うんだけど、直後に「どこかへ行こう、そのための花束を」って高音で入るのがめちゃくちゃ救いなんだよね、何かわかんないけど他のメンバーが助けてくれたなって感じる。

 

本人たちが書いた歌詞じゃないからSixTONESが本当にこの歌詞のような感情で生きてるかはわからないけど、アイドルってやっぱり職業であり商品なんだよな。SixTONESはアイドル味より人間味が強いがグループだなって私は思ってるから、かなりしっかり"人"としてみてるけど、私たちがずっとずっと彼らを大切に大事に寄り添っていくとは限らないんだよね、私だって一生じゅりくんのオタクのつもりが2年間離れてたわけだし。切ないよね私は一瞬でもういいやってできるけど、彼らはそうなったら私たちを止めることはできないし、ただアイドルを全うして、ずっとこらえて生きていくのみ。

 

 

 

樹くんが雑誌のインタビューでアイドルの定義についてこう話していた。

シンプルに言えば、歌って、踊ることを仕事として、ファンの方たちと時間を共有することを自分の人生で最優先にすること。

Twitterにも書いたんだけど、「歌って踊ること」を仕事として、私たちは+αで「最優先」にしてもらってるんだよね、それも樹くんの大切な人生の。アイドルとはいえ、大前提として当たり前に私たちと同じ人間だよ、本当にいつも幸せにしてもらってるよね私たち。

 

直近で大勢の人が不安になるようなショッキングな発表があったから改めて思うけど、やっぱりアイドルでいてくれることへの感謝は絶対に忘れちゃいけないよね。今までブログの締めでアイドルでいてくれてありがとうってけっこう書いてきたけど、本当に大切なことだよ。

 

樹くんがアイドルでいてくれるから私はまた樹担になった記念日を勝手に祝えるわけだし、空白の2年間で樹くんがアイドルとして更に魅力的になってくれたから今こんなに大好きなわけだし、いつもありがとう。樹くんのおかげでいつも頑張れるしいつも助けられてる。代替不可だった。だから戻ってきた。直近2年間もめちゃくちゃ楽しくて思い出いっぱいできたけど、私の中でやっぱり樹くんが1番のアイドルだな〜戻ってきて良かったと思ってるよ!

 

何があるかわからないけど、12年目も楽しく樹くんのこと応援できたらいいな。樹くんが前に言ってた「良い報告だけ待っててね」って言葉、今も該当してるかはわかんないけどずっとずっと心の中に置いてあるよ〜忘れない。